2022/06/27
このところお客様から蓄電池やV2Hのお尋ねが目立ち
先日、太陽光の仕入れ先で、蓄電池やV2Hも取り扱っている
東武商事(旧東武エナジーサポート)さんから説明を受けました。
その時の話では
今、東京の方ではV2HとEV車の引き合いが多く
メチャクチャ忙しい!とのことで、
直近1週間で30台のV2Hを設置したそうです。
その理由は2つあります。
一つは補助金のでる自治体が増えていること
今一つは電力需給ひっぱくによる停電のリスク
今日6月26日にも電力需給ひっぱく注意報が
東電管内に出されています。
この猛暑下に万一停電が起こったら、
考えただけでもゾッとします。
できる対策は何か?・・・節電?
できる節電とできない節電があります。
確実な備えをするなら、結論は
「エネルギーを電力会社に依存せずに生活できるようにすること」
ですね
電力会社に頼らない方法で、
まず欠かせないのは「太陽光」など
発電できる装置を持つこと
そして、次が蓄電ですが
一般的な蓄電池の容量6~16kwhぐらいで
家庭で1日に使う電力10~20kwhとしますと
およそ1日分の容量にすぎません。
何日も停電が続くとすると、コンスタントに
充電する必要があります。
停電時に充電するには太陽光からということになります
そして数日間持つ充電器というと
世の中で身近に使えるものが
EV車の電池というわけです。
因みに日産リーフは40と60kwh
同じく日産アリアは66と91kwh
トヨタbz4Xは71.4kwh
で一般家庭で数日間使うことが可能です。
停電に十分な備えをするなら
太陽光+EV車+V2H
EV車が動いてしまうというならこれに
蓄電池を加えるということでしょうか
但しですが、
蓄電池導入で金銭的に元がとれるか
というとまだ無理というのが現実です。
システム全体のイニシャルは補助金をもらったとしても
150~200万円かかりそう(小型なものは除く)
設備の耐用年数を考慮すると
元をとるのは難しそうで
あくまで電力需給ひっ迫時の備えというのが妥当なところです