2022/03/13
晴れていても遠くの景色がかすむような季節
昔から春霞(はるがすみ)と呼ばれ、空気中の水蒸気による現象と
考えられていましたが、もしかすると黄砂など大陸からの微粒子の
飛来も原因の一つかもしれません。
近年、大陸の砂漠化や中国の大気汚染の影響で飛来する微粒子が増え
霞もより高濃度になっている可能性があります。
そのせいかこの時期の外気は、かなり汚染が進んでいて
コロナ禍が終息してもマスクは必携になってしまうかもしれません。
写真は、愛知県刈谷市にある「アイディールの家」で微粒子を測定したものです。
左が道路に面した玄関前の外気、右は室内リビングです。
0.3μm以上と2.5μm以上を測定していますが、
健康に害があるとされる2.5μm以上(PM2.5)で比較すると
室内は外気の1/5以下の微粒子で室内のほうがキレイであることがわかります。
換気は窓開放が大事などといわれますが、
こんな日は窓開けすると、かえって空気は汚れてしまいかねません。
因みにこの日、室内で花粉レベルの微粒子(30μm以上)は、ほとんど測定されませんでした。
「空澄の家」の室内空気環境は、外気よりも良好です。