2023/07/04
アイディール現場担当の臼井です。
先日父の日に、いぶし瓦の家紋をプレゼントしました。
銀色に輝く家紋は重厚感があり、とても喜んでもらえました。
現在、実家の玄関に鎮座してござらっせるそうです。
日本三大瓦である愛知県の三州瓦は、日本国内シェアのトップを占めています。
瓦メーカーも多くあり、鶴弥(半田市)・栄四郎瓦(碧南市)・三州野安(高浜市)・新東(高浜市)等、軒を連ねています。
また、鬼瓦を製作する鬼師もこの地域に多く居られ、全国の半数以上がこの地域にいらっしゃるそうです。
前述のいぶし瓦の家紋も高浜市の鬼師さんが作っていらっしゃるもので、瓦につける家紋を贈答用として商品展開しているものになります。
商品の受け取りの際に、アポ無しにも関わらず工房内を快く案内して頂きました。
ありがとうございました!
右は京都の知恩院の改修の際に三面鬼面の鬼瓦を製作した時の試作品です。
正に「鬼の形相」です。
工房内ではシャチホコを製作中で、お寺の改修に使われるそうです。
中国地方や九州地方の一部では、住宅にも使われることもあるとのこと。
なかなか間近で見ることがないものばかりで、異空間に迷い込んだ千尋のような感覚になりました。
神社仏閣を訪れる際、瓦にも目を向けると新しい発見ができるかもしれませんね。