2023/01/13
1945年13日は三河地震の発生した日
この地方では西尾市、安城市などで死者2,300名以上を数えるなど甚大な被害にみまわれました。
震源は三河湾中央部で意外にも震源に近い幡豆町では死者はゼロ、家屋倒壊率も1桁で比較的被害は限定的でしたが、旧矢作川河道流域周辺では大きな被害がありました。
死者の多かった地域は家屋倒壊率も高く福地村、三和村では全半壊80%超にも及び、これらの地域と地質図を重ね合わせると緑(後背湿地)色の地域とピッタリ合致しているのがわかります。
また、地質図を拡大すると西尾市では戦後広がった市役所周辺の中心官庁街などもまるまるこのエリアに含まれているのがわかります。
そのほか西三河では、岡崎西部~豊田ジャンクション周辺にかけてと刈谷市の境川流域にも見られ
南海トラフの大地震が懸念される中、地盤に対する防災対策特に液状化対策が肝要、急務だと思います。