2022/12/11
FITとは太陽光発電の固定価格買取制度ですが、一般家庭用では期間が10年で、このところお客様で順次この期間が終了になってきています。
2010年に完成、2012年太陽光発電設置10年経過、卒FITのI様(名古屋市緑区)からFIT期間終了後の話題が届きました。
今年は巷で節電が叫ばれておりますが、我が家では昼間の太陽光発電で床下暖房をガンガンに温めるとかなり暖まり、まだそれだけで暖房を賄えております。底冷えは全くないし、エアコンなしでも朝までホンワカ暖かいですよ。
太陽光の買取が安くなっちゃったから始めた使い方ですが、思いのほか快適で新たにびっくりしています。電気代も上がっているのでありがたいことです。
I様邸は外断熱工法の熱容量を活かした基礎コンクリートを温水で温め蓄熱させる暖房方式です。温水はヒートポンプで作るので熱源は電気を使います。
これまではこの蓄熱を安価な深夜電力で行っていましたが卒FITで昼間の太陽光発電を使い始めたとのこと今後は昼間電力のほうが安いので、電力の使い方が一変することになります。
給湯機エコキュートなども日中沸かしたほうがこれまで以上にコスパも省エネルギー面でも良くなりそうです。
どうして省エネかと言いますと
深夜沸かした場合、主に使うのは翌日夜になるのでお湯の冷める時間(保温する時間)が長くなり、日中沸かせば夜までの時間が短く済むので冷めにくいということになります。
そのほかにも食器洗い乾燥機、洗濯機、EV車、PHV車などこれまで深夜だったものを日中にすることで電気料金の節約ができそうです。
EV車などは深夜も良し、昼間も良しで時間帯を気にしなくても良さそうです。場合によっては天気予報を見ながら時間設定なんてこともありそうですね