2019/09/04
久しぶりのLIXILショールーム
日進月歩の言葉どおり、メーカー製品の進歩は留まるところが無いかのようです。
洗面、トイレなどの衛生陶器はTOTO、LIXILの二大メーカーがしのぎを削っていますが
この日の見どころはサッシ!
ここ数年「アイディールの家」の外部建具の標準的仕様は、
YKKapの断熱樹脂サッシAPW330がメインになっていました。
その理由は、気密、断熱性能の良さ、
主要メーカーの同等グレード断熱サッシ比較で、
YKKapとシャノンのものが断熱・気密性能面で最も優れていて
この二つのメーカー比較ではデザインと、コスパでYKKapを選択していました。
今回LIXILで見たものはデザインの良さと、性能面での進化でした。
熱貫流率の数字だけ見ると,結構いい線行ってます。
注目はサーモX、樹脂とアルミの複合ですが、従来の複合とは異次元といえるほど
高い断熱性能とデザイン性を併せ持っています。その熱貫流率は1.03W/㎡kと
これまでの樹脂複層ガラスサッシを上回るほど、デザインも見付け面がスリムでスマートな印象です。
これは、強度はアルミ、断熱は樹脂と役割を明確に分けているところがポイントで、
断熱を受け持つ樹脂にも細かな空気層を設けるなどかなりの進歩が見られます。
難をいえば、価格面でしょうか。