2023/05/30
昨年後半からの電気・ガス料金の高騰で暮らしのエネルギー事情を見直す必要に迫られています
これまでは国の買取制度(FIT)で太陽光の余剰電力は売った方がお得で、
なるべく日中(デイタイム)の消費電力を抑え、
使う電力は夜間(ナイトタイム)を利用するのが電気料金節約の秘訣でした。
ところが昨年後半電気料金に上乗せされている燃料費調整額が高騰!
お得なはずのナイトタイム料金¥16.3/kwhが2倍近くに!、ピークの1月は¥32.05/kwhになっていました。
太陽光の買取価格¥16/kwhの約2倍です。
つまり太陽光の余剰電力を売るよりも自家消費で使った方が2倍もお得ということです。
現在の料金は上図のように従来①基本料金+②電力量料金だった通常料金に
③燃料費調整額+④再生可能エネルギーの発電普及促進賦課金が付加され
燃料費調整額というのは原油、石炭、LNG価格の動向で変動しますから、
円安になったり資源高になったりしますと連動して上がってしまう仕組みです。
昨年12月、今年1月の電気料金を見て驚かれた方は、
知らないうちに上がっていたことになります。
2月以後政府の助成もあって落着き気味ですが、
足元円安の進行もあり助成も9月までなので、
今年の冬「再び高騰」も十分考えられます。
となると、料金動向から目を離さず、
「深夜電力依存型」から「昼間太陽光自家消費型」へ移行したり
「蓄電池」で余剰電力を蓄電し「夜間」自家消費したりといった使い方にすることが必要です。
太陽光10年以上経過の「卒FIT」の方は、すぐにでも「蓄電池」のご検討を
太陽光3年未満の売電価格¥21/kwh以下の方もご検討の余地ありになってきました。
特に10kw程度の「余剰電力大きい」方は蓄電池導入ありだと思います。
とにかく、暮らしのエネルギー(電力)事情は大きく変わったと考えて良さそうです。
電気料金の気になる方、アイディールにご相談下さい!