2022/07/08
家庭用蓄電池
市町村によって補助金があるということもあって
お客様からのお問合せも増えています。
結論から申しますと
かけた費用の元をとることは難しそうです。
でも設置する意義はあると思います。
意義とは
1.非常用(停電時、電力ひっぱく時)
2.環境への負荷を低減(CO2削減、温暖化防止)
例えばこの猛暑下、停電でエアコンが動かなくなったら
ゾッとしませんか!
そこに蓄電池があれば安心できます
停電もしのげますが、よく考えるとこうした非常時には
電力会社からの電気が止まるわけですから、値段の安い
深夜電力から蓄電するわけにはいきません。
つまり、蓄電池は太陽光発電あってのことになります。
話を蓄電池では元がとれないところに戻しますが、
オール電化住宅にお住いのK様(4人家族)宅で
年間電力消費量は 7,604kwh
5.5kwの太陽光発電設備を付けていますが
この時の年間買電料金は 130,140円
でした。仮にこの買い電力の80%を
蓄電で賄えたとして、そのメリットは金額にして
130,140×0.8=104,112円
蓄電設備のイニシャルコストを200万円とすると
補助金分を差引いても元をとるには
15~20年を要することになります。
しかも、この間蓄電池が故障なく、劣化もなく、
効率よく使えてという前提です。
でも、再生可能エネルギーである
太陽光発電のエネルギーを有効利用できることは
カーボンニュートラルの暮らしには
大きく貢献でき、世界全体がお得ともいえます。
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