2021/07/04
結露というと、冬のイメージをされる方が多いのではないでしょうか?
一年で最も結露しやすい時季は、この梅雨時というのはご存知でしょうか。
昨日(7/3)熱海で凄まじい土砂災害が発生しました。
この1,2年の気象は以前とはかなり違ってきています。
ちょっと蒸し暑いと普通に湿度90%以上、時には100%を観測されるようになり
ある意味豪雨は当たり前になっています。
画像は、昨日(7/3)名古屋の気象データーです。
一昨日(7/2)は終日湿度90%以上、時間帯によっては100%で、
3日未明にも5時間にわたって100%を観測しています。
水蒸気圧30hpaというのも異常な水蒸気量で、豪雨当たり前状態といえます。
湿度90~100%といった空気は、人間にとって蒸し暑く不快極まりない環境といえます。
当然のことエアコンで除湿せずにはいられないことですが、
こんな空気をわずかでも冷やせば、どうなるか?
即!結露 ですね
水蒸気を除湿するだけなら良いのですが、
画像データーの露点温度をご覧いただければ一目瞭然、
温度が下がれば、たとえわずかでも即!結露してしまいます。
こんな過酷な気象条件下、この難題をクリアするにはどうすればいいのか
まず、高い気密性能で外気をシャットアウト!
次に室内をエアコンで除湿!
この時注意したいのは極力温度を下げないこと
温度が下がると、その周辺は汗びっしょり!
エアコンの温度設定は、くれぐれも慎重にお願いします。
湿度さえ下げられてば、この季節外気温並みで過ごすことが肝要!
環境にも負荷がかからず、エコな暮らしが可能です。